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 特別版 土壌&植物

鳥類 絶滅危惧IB類(EN)

クマタカ

 

 

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採取地別標本

鳥類

絶滅危惧IB類(EN)

クマタカ

大型の猛禽類で、北海道から九州までの山地の森林に分布し、急傾斜地の大木に営巣する。ノウサギを主な食物とし、テン、ヤマドリ、シマヘビなどの哺乳類や鳥類、ヘビ類を林内や林縁で採餌する。全国での生息数は1,000羽以上で、人為攪乱などのため、近年、繁殖率の低下が報告されている。

 

 

全長オス約72cm、メス約80cm。大型の猛禽類であるが、翼は短く翼開長は比較的小さい。オスよりメスの方が大きく、頭から背、翼の上面は黒褐色で、下面は白に近く、喉から胸には黒い縦斑があるが、若鳥の体下面は白い。翼の上面はほとんど褐色で、風切羽には不明瞭な黒褐色の横斑があり、翼の下面は白地に黒い横斑が一面にある。尾羽には白と黒褐色の縞模様がある。後頭部の羽毛はやや長くて、冠羽状になる。

 

種としては、スリランカ、インド南部から中国東北部、朝鮮半島、日本にかけてのアジア南部から東部にかけて分布する。本亜種は、日本と朝鮮半島に分布するが、朝鮮半島での生息状況は不明である。

 

環境省 レッドデータブック より引用

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