a specimen room.

 特別版 土壌&植物

鳥類 絶滅危惧IB類(EN)

ブッポウソウ

 

 

詳細画像セレクト

採取地別標本

鳥類

絶滅危惧IB類(EN)

ブッポウソウ

夏鳥として本州、四国、九州に渡来し、繁殖するが、営巣に適した樹洞のある大径木の減少、生息地となっている社寺林周辺の宅地化などにより、生息条件が悪化しており、生息数も減少傾向にある。

 

 

全長30cm。頭部は黒褐色、体は青緑色で、翼の初列風切羽に大きな白斑がある。嘴は幅広く、赤い。脚も赤い。

 

 

夏鳥として4月下旬~5月中旬に渡来する。低山帯の針広混交林や落葉広葉樹林(ブナ林)に生息するが、スギの古木のある社寺林で見られることが多い。地上7~16mの樹洞や建造物の隙間に営巣し、繁殖に巣箱、橋梁、ダムの排水口を利用することもある。枝にとまっていて飛び上がっては昆虫などをとり、食べる。5月下旬~7月上旬に3~5卵を産む。抱卵期間は22~23日で、育雛期間約20日で巣立つ。親は営巣している巣の周辺から貝殻や瀬戸物の破片をとり、胃石として餌とともに雛に与えるような習性がある。

 

 

 

環境省 レッドデータブック より引用

Copyright(c)2006- a specimen room. . All Rights Reserved.