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 特別版 土壌&植物

貝類 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

ミヤマヒダリマキマイマイ

 

 

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採取地別標本

貝類

絶滅危惧Ⅱ類

(VU)

ミヤマヒダリマキマイマイ

本亜種は左巻きの地上性種。生息地では個体数は多くはない。本州(近畿北部~関東西部)に分布する。

 

 

 

貝殻は左巻き、大型(殻高14~16mm、殻径27~32mm)、低円錐形状。螺層は5.5層。殻色は濃褐色を呈する。殻表の成長脈が明瞭で目立つ。体層周縁は多少角ばる程度であるが著しくはない。体層周縁上に不明瞭な赤褐色帯をめぐらす。また臍孔の周りにも臍孔帯がある。臍孔ははっきり開き、殻径の4分の1を占める。本基亜種は別亜種・ミカワマイマイ(E. s. mikawa)に比べて、体層周縁が円いことで、明瞭に識別される。

 

 

近畿北部(京都府北部、滋賀県北部、三重県北部)、北陸(福井県、石川県(白山山系)、中部中・南部(岐阜県、長野県中・南部、静岡県、山梨県)、関東西部(埼玉県西部)に分布する。分布情報:2次メッシュ数:95、3次メッシュ数:161(生物多様性調査動物分布調査)

 

 

 

環境省 レッドデータブック”ミヤマヒダリマキマイマイ” より引用

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