標本がつなぐ自然と人の記録。
未来へ伝える、生きものの記憶
昆虫類 絶滅・絶滅危惧種
「環境省レッドデータブックが示す昆虫類の危機と標本から学ぶ多様性」
環境省レッドデータブックは、フサヒゲルリカミキリ、オオウラギンヒョウホン、ベッコウトンボなどの昆虫類が直面する危機を明らかにし、多様性の保全の重要性を訴えています。フサヒゲルリカミキリは森林環境に依存し、森林伐採による生息地の消失が主な脅威です。オオウラギンヒョウホンは特定の植物を食草とするため、環境の変化に敏感であり、農地開発や農薬の使用が影響を与えています。ベッコウトンボは湿地帯に生息し、水質汚染や湿地の開発がその存続を脅かしています。
標本は、これらの昆虫の生態や分布を記録し、絶滅のリスクを理解するための重要な資料です。標本を通じて、過去の多様性を学び、現在の保全活動に活かすことができます。昆虫類は生態系のバランスを保つ上で重要な役割を果たしており、これらの種の減少は、生態系全体の機能に影響を及ぼします。
標本写真は、貴重な種の姿を保存し、未来への理解と保全意識を育てます。
– 多様性生物希少標本ネットワーク
この一覧の掲載項目:44件(標本の個体数ではありません)
絶滅危惧ⅠA類(CR):9件/絶滅危惧Ⅱ類(VU):9件/準絶滅危惧(NT):9件/絶滅危惧ⅠB類(EN):17件
カテゴリーは環境省レッドリスト2020年版に基づき更新しました(確認:2026年9月22日)。IUCN表記は別基準です。標本の採取当時の記録と現在の評価は区別しています。
フサヒゲルリカミキリ
絶滅危惧ⅠA類(CR)
ヒゲシロアラゲカミキリ
絶滅危惧ⅠA類(CR)
フタモンアメイロカミキリ父島列島亜種
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
オガサワラムネスジウスバカミキリ
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
〇 ご協力いただいたみなさま
掲載標本・ご協力機関
カテゴリー別の掲載件数は、上部の一覧集計をご覧ください。標本の採取記録は各詳細ページに保存しています。
- 森林総合研究所
- 栃木県立博物館
- 滋賀県立琵琶湖博物館
標本の掲載にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。